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先生たちの悩み

教員のストレスを解消したい!すぐにできる効果的な方法3つ

教員は子供の成長に関わることができる素晴らしい仕事です。

その一方で、その責任感や膨大な仕事量などからストレスを感じている先生も多いのではないでしょうか。

ストレスを溜めこみすぎてうつになったり休職したりする先生もいますよね。

教員は真面目でしっかりした方が多いので、ついついちょっとしたストレスのサインも我慢しがちです。

そこでこの記事では、教員のストレスを解消するためにすぐにできる方法に絞って3つご紹介します。

教員のストレスの原因とは?

ストレスを感じる原因は学校の環境によっても様々ですが、大きく次の3つが大きな原因であることが多いです。

長時間労働が当たり前になっているストレス

最新の統計では、教員の平均労働時間は11時間17分との結果が出ています(2018年10月30日東京新聞より)。

あくまで平均なので、これより長い時間働いている先生もたくさんいるでしょう。

私も教員時代は13時間程度の労働時間を毎日続けていました。

>>【元教師の体験談】教員を辞めたいと思った理由。20代後半で大手企業へ転職しました

生徒が学校にいる時間帯は授業や生徒指導があるため、なかなか自分のペースで仕事ができないことも多いですよね。

また長時間労働の原因は、膨大な仕事量にもあります。

教員の仕事はかなりのマルチタスクで、授業準備以外にも分掌を掛け持ちしていることで大きな負担と責任がかかってくることもあります。

特に分掌の比重は教員年数を重ねるほど責任ある大きなものを任される傾向にありますよね。

保護者や生徒指導などのコミュニケーションによるストレス

人とのコミュニケーションが欠かせない教員の仕事において、保護者とのやりとりや生徒指導、先生同士の人間関係で悩んでいる先生はとても多いです。

特に大きなストレスがかかるのが保護者対応ではないでしょうか。

モンスターペアレントと呼ばれる一部の保護者への対応は、神経をすり減らす上に多くの時間を取られます。

また職員室内での人間関係に悩んでいる先生も多いですよね。

学校で起こる様々な問題は一人では解決することは難しく、先生のチームプレーが必要な場面がたくさんあります。

お互い余裕のない環境で仕事をしているので、つい人のことを考えられなくなってしまうのではないでしょうか。

自分のやりたい仕事ができないストレス

多くの雑務や保護者対応などを日々行っていると、「気がついたらもう夜、あっという間に一日が終わってしまった・・」と感じることも多いでしょう。

やらなければいけないことに追われて一日が終わってしまうと徒労感だけが残り、「今日も自分のやりたい仕事や趣味ができなかった・・」と虚しさを感じることも。

部活や学校行事などで休日出勤も多いと、やりたいことができないストレスはだんだんと風船のように膨らんでいきます。

すぐできる!教員のストレス解消法

毎日少しずつ溜まっていく教員のストレスを解消するには、溜まりに溜まって爆発してしまう前に少しずつ発散していくことが大切です。

今夜からできる簡単なことばかりですので、できるところから実践してみましょう。

同僚の先生や友達に話を聞いてもらう

気軽にすぐにできる上に効果的な方法が人に話を聞いてもらうということです。

中のいい同僚の先生や、学生時代の友人など心が許せる人に思いっきり悩んでいることを話してみましょう。

教員でない人に聞いてもらうのもいいですが、仕事内容の細かいニュアンスが伝わらないこともあるので、同じ教員をしている人に聞いてもらう方がおすすめです。

ただし生徒や保護者の名前など人に聞かれない方がいい話題もあると思いますので、イニシャルトークにしたり話す場所も周りに人がいないところにするなどの配慮は必要です。

しっかり睡眠をとる

仕事量の多さから、特に若い教員ほど無理をして睡眠時間を削りがちです。

私も20代の頃は4時間睡眠で毎日頑張っていましたが、どこかで必ず不調につながります。

睡眠不足は集中力の低下にも繋がり、日中の仕事にも悪影響が出てしまいます。できれば12時までには寝て6時間程度は睡眠時間を確保したいところです。

しっかり睡眠が取れると、頭がスッキリして仕事の効率も上がります。

また肌荒れなどの悩みからも解消されるので、まず体の不調やストレスを感じたら睡眠時間を確認するのがおすすめです。

ゆっくりお風呂に浸かる

睡眠の質の向上にも繋がりますが、忙しくてもゆっくりお風呂に浸かる時間を取るのもおすすめです。

一人暮らしの先生だと特についついシャワーだけで済ませがちですが、10分程度お湯に浸かるだけでもリラックスしてストレス発散に繋がります。

また入浴剤や香りを好きなものを選んだり、本を持ち込んで自己研鑽の時間したりするのもいいですね。1日頑張ったご褒美として気分が上がる工夫をしてみましょう。

 

今回紹介した3つのストレス解消法は、どれも当たり前のようなことばかりかもしれません。

しかしこのちょっとしたストレス解消法をしていくだけでも、うつや休職のような深刻な状態を防ぐことができます。

どうしてもストレスが限界!と感じるなら

「紹介された方法は全て試したけど、どうしてももうストレスが限界!」

そこまでストレスが溜まり辛い思いをしているのであれば、教員の仕事にこだわる必要はないのかもしれません。

教員以外にも、あなたの強みや得意を生かした上で教育や子供に関われる仕事は世の中にたくさんあります。

転職という選択肢も検討しておくのがおすすめです。

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