小学校教員は、1日中児童と一緒に学校生活を送る中でたくさんの成長を感じられるとてもやりがいのある仕事ですよね。
一方で、仕事量の多さや人間関係などに疲れてしまったり、もっと自分の成長の時間を持ちたくなったりと小学校教員からの転職を考えている先生も実は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、小学校教員からの転職におすすめの職業についてご紹介します。
小学校の教員は中学・高校の教員とはまた違った強みがあります。
この記事を読んで、あなたの強みと興味を見極めた上で、さらなるスキルアップの転職につなげてくださいね。
- 大学卒業後すぐに教員になったので、今まで就活や転職活動をしたことがない
- 初めての転職で、何をすればいいかわからない
- 教員の仕事が忙しすぎて、日程調整や進め方まで気が回らない
もしあなたがこのように感じているのであれば、転職エージェントを利用してみるのが一番の近道です。
しかも教員はとにかく多忙なので、プロのサポートが受けられる転職エージェントの担当さんには本当に助けられました。
カウンセリングから実際に転職成功するまで全て無料でサポートを受けることができるのも、安心でありがたいサービスですよね。
無理に転職を勧められることもないですし、教員仲間以外に転職の悩み相談をするような気軽な感覚でも大丈夫です。
小学校教員ならではの強みとは?
まずは小学校教員ならではの強み(得意なこと)はどんなものがあるか見ていきましょう。
コミュニケーション力が高い
人と接する仕事である教員には、コミュニケーション力が必須とも言えます。
特に小学校教員は小学校1年生から保護者、児童の祖父母までとかなり幅広い世代とコミュニケーションをとる機会が多いです。
この幅広い世代と円滑なコミュニケーションが取れるというのは、特に人と関わる職業ではかなり評価されるポイントではないでしょうか。
褒めるのが上手
小学校の先生は毎日子供と向き合い、上手に褒めながら子供の成長と学力向上を目指しています。
この褒める力というのは、日々の教員生活の中で自然と身についているので、一般企業に転職した後でも大いに役立ちます。
例えば取引先の担当者の服装の変化を褒めたり、数年経って後輩の指導をする時に褒めて伸ばしてあげたりなど、どんな仕事でも褒められて嬉しくない人はいません。
わかりやすい説明ができる
小学校低学年の児童はよく「宇宙人」「怪獣」と表現されることもありますが、それだけまだ日本語が通じない人間を相手に日々仕事をしているということになりますよね。
小学校の先生は児童がまだ知らないことを理解してもらうために、わかりやすく説明する能力がついている人が多いです。
一般企業では商品や企画のプレゼンなどをする機会がありますが、このような場合にも小学校教員時代のスキルが力を発揮します。
突然の状況判断が早い
児童の体調不良、ケガ、保護者が突然学校に乗り込んでくる、放課後は会議の合間に急な電話対応・・・。
あげればキリがないほど、小学校では予定していない突発的な出来事がたくさん起こりますよね。
毎日の学校生活を円滑に進めるために、小学校教員は突然の状況判断ができるスキルが非常に高いと感じます。
教員以外の職業でもマニュアルや研修では学んでいない出来事が起こる場面は多々ありますので、適切な判断がしやすいのではないでしょうか。
学校現場では当たり前にやっているようなことでも、一般社会に出るととても重宝されることもあります。
小学校教員からの転職におすすめの職業とは?
小学校教員ならではの強みがわかったところで、ではどんな職業が転職におすすめなのでしょうか。
大きく「教育系の職業」と「その他の異業種」に分けてご紹介します。
教育系のおすすめ職業
保育士・幼稚園教諭
子供に関わる仕事として、保育士や幼稚園教諭はやはり小学校教員の経験が生かしやすい職業と言えるでしょう。
特に保育士は近年の保育園増加や、幼児教育無償化の動きに向けて求人もかなり多く狙い目の職業と言えます。
幼児から小学校1年生へスムーズに進級する「幼小連携」を考えても、教員の経験は大いに活かせる職業ですね。
どちらも資格が必要ですが、持っていればぜひ検討したい転職先です。
幼児教室・小学生向け塾講師
こちらも子供に関わる職業ですが、学校とは違った視点で教育に携わることができます。
幼児教室は小学校お受験向けや知能開発、学習指導まで様々な種類がありますので、企業の考え方や方針を確認した上での転職がおすすめです。
小学生向けの塾は、小学校教員としてのスキルや経験を存分に発揮できる上に企業からも貴重な人材と思ってもらえます。
異業種のおすすめ職業
営業職
高いコミュニケーション能力と、学校内で走り回っていた体力を活かすなら営業職はかなりおすすめです。
営業は様々な人にわかりやすく商品を提案したり、相手の話を聞いて悩みを引き出したりすることが非常に大切です。
小学校教員として子供や保護者の話を聞いて問題解決をしていた経験が大いに活かせるでしょう。
飲食・接客業
人と接する仕事として始めやすいのが飲食・接客業です。こちらも様々な年代の人と接しながら仕事をすることができます。
また需要はあるのに人手不足が多い業界なので、比較的採用されやすいのもメリットです。
介護職
高齢化に伴ってかなり需要が高まっている職業と言えます。
児童から高齢者と年齢は大きく違いますが、見守り自分でできることをサポートしてあげる部分は小学校教員と通じる部分がありますね。
教材開発・企画
教員時代での授業経験を生かして、教材開発や企画ができる職業もおすすめです。
学校向けの教材開発や企画をする企業であれば、教員としての現場の視点を生かして教材づくりに役立てることができます。
小学校教員ならではの強みを生かして転職を成功させるには?
小学校教員の強みとおすすめの職業を紹介してきましたが、実際に全てがあなたに当てはまっているわけではないと思います。
「じゃあ私にはどんな強みがあるの?どんな職業がいいの?」ともし悩んでいるのであれば、転職エージェントに相談をしながら転職活動を進めていくのがおすすめです。
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